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東海テレビ 社長謝罪





ぴーかんテレビ 当面の間放送を休止
現在のところ、放送再開か打ち切りかの判断はされていない



放送事故 「セシウムさん」事件

2011年8月4日放送分の「しあわせ通販」のコーナーで、うどんのテレフォンショッピングをしている途中で画面がコーナーとは無関係の「岩手県産のお米ひとめぼれ3名プレゼント」の当選者発表画面に切り替わり、その当選者の名前に「怪しいお米 セシウムさん、怪しいお米 セシウムさん、汚染されたお米 セシウムさん」を挙げるという不適切な内容の映像が23秒間(11:03:35 - 11:03:58、JST)にわたって表示される放送事故が発生した(切り替わったのは画面だけで、ナレーションはうどんの紹介のままだった)。

この事故のニュースは同日夕方に系列の岩手めんこいテレビが『mitスーパーニュース』で報道。以降岩手県庁には東海テレビへの抗議を求める電話やメールが約30件ほど、JA岩手中央会にも電話やメールで「岩手県産のお米にセシウム汚染の疑いが出たのは本当か?」などの問い合わせが電話やメールで約50件ほど各々寄せられた。地元の東海テレビでも同日夕方の『東海テレビスーパーニュース』でこの件を取り上げ、キャスターが謝罪した。

この事故の原因として、東海テレビは「テロップ制作担当者が、“夏休みプレゼント主義る祭り”の岩手県産ひとめぼれ10kg当選者が決定される前に作成したリハーサル用の仮テロップが、操作ミスで送出されたため」としている。放送直後には司会者が番組内で「違う映像が出てしまいました。考えられないような不謹慎な内容でした。本当にすいませんでした」と謝罪し、東海テレビの公式サイトにも謝罪文が掲載された。

これを受け、当の岩手県はこの件について「東日本大震災津波からの復興に全力をあげて取り組んでいる本県を誹謗中傷」とし、岩手県知事から東海テレビ宛てに抗議文を発出したと岩手県の広報サイトにて発表した。
岩手県の広報サイトでは、現在流通している米は原発事故発生前の2010年秋に収穫されたものであり、岩手県の場合、低温倉庫、準低温倉庫に適切に保管されているものが流通しており、安全な米であるとしており、「岩手県のお米を始め、全国のお米は安全です」と強調している。東海テレビには4日午後6時半までに約300件の苦情電話があり、その後も電話は増え、数え切れないほどという。当選者名を入れる前のダミーデータが誤って表示されたとみられるが、インターネット上では「リハーサル用だったとしてもテレビ局として悪ふざけが過ぎているのではないか」といった声が上がっており、掲示板などで炎上状態になっている。

東海テレビでは今回の問題を受けて、急遽8月5日に放送する予定だった同番組を中止にし、9:55から3分間、この問題について番組MCの福島智之アナが謝罪。9:58 - 11:30には『トムとジェリー テイルズ』が穴埋め放送された。また、5日朝、東海テレビのコンプライアンス担当の常務取締役ら2人が岩手県庁などを訪れ、謝罪した後、農協も訪れ生産農家に対しておわびを述べたという。また同日夕方には「東海テレビスーパーニュース」の放送枠を短縮し18:37~19:00までの間、今回の「セシウムさん字幕問題」の経緯を説明する特番を放送。冒頭で東海テレビの浅野硯也社長が謝罪し、その後は同局アナ2名(高井一・福島智之両アナ)が今回の問題の経緯を説明した。

放送中止となった8月5日以降は当面の間放送を休止することを発表した。現在のところ、放送再開か打ち切りかの判断はされていない。



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